杏の花の季節に訪ねる 秘境ラダックへの旅 9日間
ヒマラヤ・カラコルム山脈の麓、杏の里へ。雪山に囲まれた知られざる桃源郷へご案内します!
杏の花が咲く時期の限定企画
「花の民」の村を巡る
レー2連泊
カルギル2連泊
7つの僧院を巡る
| 出発日 |
旅行代金 |
一人部屋追加代金 |
ポイント |
催行状況 |
| 4月9日 |
398,000円 |
75,000円 |
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募集中 |
| 出発日 | 4月9日募集中 |
| 日数 | 9日間 |
| 旅行代金 | 398,000円 |
| 一人部屋追加代金 | 75,000円 |
| ポイント | |
| パンフレット | PDFパンフレット |
◎利用予定航空会社:エア・インディア。
◎添乗員:羽田空港より全行程同行します。
◎食事:朝食7回・昼食7回・夕食6回(機内食除く)
◎ホテル:スタンダード~ファーストクラスの厳選ホテル。詳しくは、お問い合わせ下さい。
◎旅券残存期間:インド入国時6カ月以上
◎旅券余白:2頁以上
◎写真:カラー1枚(5cm × 5cm)
◎旅券(パスポート)のカラーコピー
◎最少催行人員:10名(最大15名)
◎海外空港諸税:旅行代金に含まれます。
旅行代金以外に下記費用を別途申し受けます
◎羽田空港使用料・保安サービス料:3,050円
◎国際観光旅客税:1,000円
◎査証代(インド):26米ドル相当日本円
◎査証取得代行手数料:4,400円(税込)
◎燃油サーチャージ:18,840円(2025年11月現在)
●イヤホンガイドサービスを使用します
●昼食時、夕食時にドリンク・ウォーターをサービスします
※杏の花は開花は年によってずれることがございます。また、ラダック地方では、移動を全て四輪駆動車となります。
企画者より❖ 「天空のチベット」ラダックへ、杏の花が咲き誇る4月限定の特別な旅。 荒涼としたヒマラヤの山肌が、遅い春の訪れとともに薄紅色の杏の花に彩られる光景は、まさに一年に一度の幻想的な絶景です。杏の名所であるカルギルや、「花の民」の里を深く巡る、感動の旅程をご用意しました。
❖ 世界遺産候補のアルチ僧院の貴重な壁画や、ラサのポタラ宮を彷彿させるティクセ僧院など、チベット仏教文化の至宝を巡る黄金ルートを採用しています。標高3505mのレーから一度標高を下げたアルチに宿泊するなど、高所順応に最大限配慮した日程で、無理なく天空のゴンパ(僧院)の数々を訪問します。
❖ カルギル2連泊、レー2連泊のゆとりある滞在設定により、慌ただしい移動を減らし、心ゆくまで杏の花の名所や主要な仏教寺院を深く探訪できます。標高4091mのフォトゥラ峠を越え、春の息吹に満ちた天空の秘境ラダックで、壮大な自然と深遠な文化に触れる心洗われる体験をどうぞ。
❖ 知られざるラダックの杏の里標高3000mを超える天空の地ラダックは、4月中旬に短い春を迎えます。この時期、荒涼とした大地に咲き誇る薄紅色の花が杏(アプリコット)の花です。雪解けを待っていたかのように一斉に咲くその姿は、ラダックの人々の生命力と喜びを象徴しています。本ツアーでは、特に開花が早い低標高のアルチ周辺から、杏の名所カルギルにかけて、最も美しい花期を狙って巡ります。杏畑が広がるカルシーやダーの村々を訪問する、季節限定の感動的な旅です。

ラダックの杏の花

ラダックの杏の花

杏の花の下を歩くお客様

ラダックの杏の花
❖ 圧倒的迫力の自然景観 天空の小チベット・ラダック
●ラダックは、インド最北部に位置する平均標高3,500mを超える山岳地帯。かつてはラダック王国という独立した仏教王国でしたが、19世紀に滅亡し、後にインド領となりました。周囲をヒマラヤ山脈やカラコルム山脈に囲まれ、盆地の谷間にインダス河が流れます。森林限界を超えた標高のため高木は育たず、年間降水量も僅か80ミリ程度のため、生きるものの影すら見えない乾ききった岩山が果てなく続きます。その圧倒的自然景観はまさに「月面世界」。1974年まで外国人の入境が許されてなかったため、中国領のチベットよりもチベットらしい風習が残っているといわれ、また、寺院や僧院に残る仏教芸術のレベルはチベット文化圏全体でも一、二を争うほどと評価されているのです。
●17世紀にラダック王国センゲ・ナムギャル王によって石と日干し煉瓦で作られた9層からなるレーの旧王宮。ラサのポタラ宮のモデルとなっています。

レー王宮
ティクセ僧院 ●岩山の中腹を僧房が埋め尽くし、頂上には本堂がそびえています。本堂のすぐ下まで車道が伸びており、そこから数分階段を登って僧院へ。15世紀創建のこの僧院には数多くのお堂があり、創建当時の壁画が残されています。入を入ってすぐ後ろのお堂では静かな笑みを浮かべるラダックで最大の弥勒菩薩像が見られます。

ティクセ僧院
ラマユル僧院 ●インダス川沿いの道とカルギル方面を結ぶ道中、ムーンランドと称される月世界のような荒涼とした地にラダック地方で最も古く11世紀に創建されました。カギュ派(チベット仏教の一派)の一部として始まりましたが、後にゲルク派に改宗。ラダックにおける仏教文化と修行の拠点となっています。

ラマユル僧院
リゾン僧院 ●ラダック中で戒律が最も厳格で、「修行すること」を唯一の目的として19世紀半ばに創建されたラダックで最も新しい僧院。幹線道路から5kmほど登ったところにあり、少年僧のための学校や、僧院の最上部に立体マンダラが納められた小さな部屋があります。

リゾン僧院
リキール僧院 ●11世紀頃の創建と伝えられていますが、現存するのは火災による焼失後の18世紀に再建された物です。僧院へは舗装された道が続いており、近くまで車で行くことが可能。僧院のすぐ隣には高さ20mほどの金色の弥勒菩薩像が建っています。

リキール僧院
❖ チベット仏教芸術の真髄を鑑賞
チベット文化圏の大部分は中国に属しますが、数千あった中国国内のチベット寺院や仏像は文化大革命で徹底的に破壊されてしまいました。一方、ラダックはチベット文化圏でありながらインドに属していたため文化大革命の被害を受けず、数百年以上前の寺院や仏像が豊富に残っています。

アルチ僧院内部

ラマユル僧院内部
❖ 「花の民」ブロクパの人
ラダック西部のダー(・ハヌ)村周辺に住むブロクパの人々は、「花の民」として知られる少数民族です。彼らの起源については諸説あり、アレクサンドロス大王の兵士の末裔とも言われ、その独自の文化と風習を厳格に守り続けています。特に目を引くのが、女性が頭部に飾るテパという花やドライフルーツ、貨幣を用いた豪華な装飾です。この個性的な衣装は、荒涼としたヒマラヤの風景の中でひときわ色彩を放ち、訪れる人々を魅了します。このツアーでは、彼らの住む里を巡ります。
| 都市名 | スケジュール |
| 1 | 東京 デリー |
東京 ✈ デリー ■午前、羽田空港よりエア・インディア直行便にてデリーへ。
■着後、空港近くのホテルへ。
🅷:デリー近郊泊
食事 朝:- 昼:✈ 夕:- |
| 2 | デリー レー アルチ |
デリー ▶▶ レー ▶ アルチ ■早朝、国内線にてラダック地方の主邑レー(3,505m)へ。
■着後、専用車に分乗し、レーより標高の低い下ラダックのアルチ(3,165m)へ。
■午後、ゆっくりとした観光で杏の産地として知られる近郊のサスポール村を訪ねニダプク石窟◎を見たり、ゆっくりと散策をお楽しみ下さい。
🅷:アルチ泊
食事 朝:○ 昼:○ 夕:○ |
| 3 | アルチ (スクルブチャン村) (ダー村) カルギル |
アルチ ▶ スクルブチャン村 ▶ ダー村 ▶ カルギル ■午前、専用車に分乗しインダス河沿いに走り杏の産地カルシー〇、スクルブチャン村〇に立ち寄り、ドクユル地方のダー村〇へ。
■ドクユル地方の住民は青い眼とアーリア系の顔立ちを持ち花飾りを付けるところから「花の民」と呼ばれています。杏の花が咲き誇る村々を散策します。
■その後、カルギル(2,705m)へ。
🅷:カルギル泊
食事 朝:○ 昼:○ 夕:○ |
| 4 | カルギル滞在 |
カルギル滞在 ■終日、カルギル周辺の渓谷の村々の観光。カルギル周辺は杏を最も多く栽培している地域です。杏の花の開花状況から最適な場所を選んでご案内します。
🅷:カルギル泊
食事 朝:○ 昼:○ 夕:○ |
| 5 | カルギル (ムルべク) (ラマユル僧院) (アルチ僧院) アルチ |
カルギル ▶ ムルべク ▶ ラマユル僧院 ▶ アルチ ■午前、アルチへ戻ります。途中、ナミカ峠(3,780m)を通りムルべクの磨崖仏○を見学します。
■その後、フォトゥラ峠(4,091m)を越え月世界を思わせる荒涼たる渓谷の中に聳えるラマユル僧院◎へ。ラマユル僧院は本堂を中心に諸堂、僧坊が急斜面に建ち並ぶ様は一つの村を形成しています。
■その後、砂礫の斜面に多層構造に建てられたリゾン僧院◎に立ち寄りアルチへ。
🅷:モングラ泊
食事 朝:○ 昼:○ 夕:○ |
| 6 | アルチ (リキール僧院) レー |
アルチ(アルチ僧院) ~ リキール僧院 ~ レー ■午前、チベット仏教美術の宝庫アルチ僧院◎の見学。その装飾豊かな壁画群には圧倒されます。また、曼荼羅壁画で埋め尽くされたチャチャプリ祠堂◎へもご案内します。
■午後、巨大な黄金の座仏像で知られるリキール僧院◎に立ち寄り、レーに戻ります。
■レー着後、街の散策などでごゆっくりとお過ごし下さい。
🅷:レー泊
食事 朝:○ 昼:○ 夕:○ |
| 7 | レー滞在 (ティクセ僧院) (シェイ僧院) (スピトク僧院) |
レー滞在(ティクセ僧院)(シェイ僧院)(スピトク僧院) ■終日、上ラダック地方の僧院を巡ります。ティクセ僧院◎は800年の歴史を持ち、弥勒殿には高さ15mの弥勒大仏があります。山肌を僧坊が埋め尽くす眺めは壮観です。また、かつてレーに遷都される前にラダック王国の都が置かれてしたシェイの僧院◎と王宮跡○、15世紀のゲルク派の僧院・スピトク僧院◎を見学します。
🅷:レー泊
食事 朝:○ 昼:○ 夕:○ |
| 8 | レー デリー |
レー ▶▶ デリー ▶▶ ■昼、国内線にてデリーへ。
■着後、デリーの市内観光。チベット難民の文化センターであるチベットハウス◎、ガンディーが火葬に付されたラージガード〇にご案内します。
■夜、エア・インディアにて帰国の途へ。
🅷:機中泊
食事 朝:◯ 昼:◯ 夕:✈ |
| 9 | 東京 |
東京 ■午前、羽田空港着、入国、通関後、解散。
|
| 時期 | 都市名 |
デリー |
アルチ |
カルギル |
レー |
東京 |
|
標高 |
300m |
3165m |
2705m |
3505m |
10m |
| 4月中旬 |
平均最高 平均最低 |
25℃ 23℃ |
13℃ 1℃ |
8℃ -1℃ |
9℃ -1℃ |
17℃ 11℃ |
| 都市 | 4月中旬 |
| デリー | 23~25℃ |
| アルチ | 1~13℃ |
| カルギル | -1~8℃ |
| レー | -1~9℃ |
| 東京 | 11~17℃ |
●現地は天候が変わりやすい地域です。冬服を中心に、重ね着で調節できるようにご準備下さい。
●第2日目以降は標高の高い場所が続き、悪天候時は日中でも寒くなります。セーターやフリースに、ダウンジャケットやコートなどの防寒着を必ずご用意下さい。手袋・マフラー・ニット帽・使い捨てカイロ等もお持ちください。
●但し、昼間 天気が良いと上記平均以上に気温が上がることもありますので、脱ぎ着しやすい服装が理想的です。また、第1日目と8日目に訪れるデリーは夏の気候となります。
●ホテルの暖房(電気ヒーター)は、就寝時間帯は電源が切れることが多いです。また、暖房設備が無い場合もあります。毛布はございますが、夜は冷え込みますので、就寝時のパジャマは暖かい冬用をお持ちください。また、ツアー中すべてのホテルがバスタブ無しでシャワーのみになります。
●寺院見学時は、肩が見えるノースリーブのシャツや、短パン、スカートなど、肌を露出した服装を控えていただきます。
●女性の方もスラックスなどの服装をお勧めします。
●寺院見学時は階段を昇る機会が多い為、スニーカーやウォーキングシューズなど履き慣れた歩きやすい靴をご用意下さい。また、靴を脱ぐ機会も多い為、脱ぎやすい靴と、汚れても良い 替えの靴下を少し多めにご用意下さい。
●その他、雨具(折りたたみ傘など)、日除け用の帽子やサングラス(日差し・紫外線が強いです)、懐中電灯(停電対策用)、虫除けスプレー(ガス無しタイプ)、常備薬(虫刺され用の塗り薬、下痢止め薬、乗り物酔い止めの薬も)、ポケットティッシュやトイレットペーパー(トイレに紙が無いことがあります。また青空トイレになることもあります)、青空トイレ用の小さなゴミ袋やビニール袋、簡単な日本食などもご用意下さい。
●電圧:220ボルト
●プラグの型:Cタイプが中心。他B3、BFなど
●インドの通貨は「ルピー」です。
●日本円の現金を少額紙幣(千円札)を中心にご用意下さい。現地で、ガイドを通して日本円からルピーに両替する予定です。
●クレジットカード(ビザかマスターが良いです)は、利用できる場所が限られる場合があります。
●ラダック地方では、移動は全て四輪駆動車の分乗となります。運転手を除き、車1台4~5人乗りとなります。
●杏の花は開花は年によってずれることがございます。
★高山病について、必ずお読み下さい★
★高山病とは、低酸素状態に置かれたときに発生する症候群のことです。高山では空気が地上と比べて薄いため、概ね2,500m 以上の高所において酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れます。 主な症状は、頭痛、吐気、めまい。こうした低酸素状態に対応しようとする体の変化は、誰にでも起こるものです。高山病の発症の具合は人それぞれで、年齢、高所の経験などに関係なく発症します。一般的に高血圧、心臓病の方は高山病になり易いと言われており、既往症のある方、少しでもご心配な方は、当日程表を医師にお見せいただき、ご相談の上、ご判断下さいますようお願い申し上げます。※高地へのご旅行にご参加の方は必ず、疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
★高山病対策として
1)体を高所に慣らすこと(高所順応)が必要です。これを無視して高度を上げると症状が悪化する場合があります。当コースでは、お客様に無理なく高所順応していただけるよう工夫して日程を組んでいます。
2)添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参し、必要に応じて客観的にお客様の高度順応状態を把握します。
3)毎日水分はたくさん摂りましょう。高所では脱水が起こりやすく、渇きの感覚も鈍化します。平地では人は毎日約2Lの水分を必要とします。高所では1日の水分必要量は4Lを超えるといわれています。
4)暖かくして快適な睡眠をとりましょう。激しい運動や過度な飲酒・喫煙は控えた方が良いでしょう。
5)予防薬:「ダイアモックス」は有効であるという日本旅行医学会の報告があります。但し「ダイアモックス」には副作用として口唇、手足のしびれが出ることがあり、医師の処方が必要です。